防災まちあるき(松原)報告

12月6日(土)午前に開催された「せたがや防災NPOアクション防災訓練(防災まちあるき)」に、せたがや防災士会の理事が参加しました。

せたがや防災NPOアクションとは?

せたがや防災NPOアクションは、区内でさまざまな活動を行っているNPOが、日頃から顔の見える関係をつくり、発災時にもすみやかに連携できるよう、2014年に発足しました。NPO法人せたがや防災士会も加入しています。

🗺️ マップDXと迅速測図

前・世田谷トラストまちづくり理事長の男鹿氏が開発に携わっている地図アプリマップDXを使い、迅速測図から過去の地形や、現在は暗渠(あんきょ)となっている川の流れを、現代の街並みと重ね合わせて確認しました。


🧐 迅速測図(じんそくそくず)とは?
迅速測図とは、明治初期から中期にかけて行われた簡便な測量法とその成果の地図。
関東地方では明治13年(1880年)から明治19年(1886年)にかけて作成され、当時の地形や土地利用の状況が詳細に記録されています。

(上は現在の地図、下は迅速図と水系を合わせたもの)

🌲公園での実践的な解説

まちあるきの途中で地域の赤松ぼっくり庭園を訪問。貯水槽、マンホールトイレ、井戸を確認。元消防士である当会の木家理事長から、貯水槽の具体的な容量を確認するポイントを学ぶことができました。

(赤松ぼっくり庭園の防火水槽と井戸)

(かまどベンチは12/7「ちょこっと防災」の写真)

💻 地域防災WEB活用

午後には、せたがや防災士会の理事会前に、防災科学技術研究所の「地域防災WEB」を使用して、午前中の防災まちあるきの情報を簡単に振り返り、今後、地域防災WEBを活用した企画を今後組み立て行く可能性を探りました。

▶️ 今後の予定

2026年3月21日(土)本所防災館と復興記念館の見学会を予定しています。その際に、防災館から復興記念館まで防災まちあるきを行うことを検討中です。詳しくは、1月に発表予定です。しばらくお待ちください。

1月31日(日)  「防災×在宅避難」パネルディスカッション

2月1日(日)会員 懇談会

2月22日 (日) 羽根木うめまつり防災フェア

2月※ 羽根木うめまつり出展は2月8日23日28日のうちの2日間で申請中

3月11日 シェイクアウト訓練

3月21日 本所防災館・復興記念館見学会

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せたがや防災士会
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